| 住所: | 〒680-0842 鳥取市吉方107-6 |
| TEL: | 0857-22-3897 |
| FAX: | 0857-27-7385 |


「酒は純米、燗ならなお良し」-元鳥取県酒造組合技術顧問 上原浩 -
新着情報(組合より)
| 2010/08/04 | 9月16日に素人きき酒鳥取県大会を開催します |
| 2010/06/10 | 6月16日 日本酒フェアに参加します |
| 2010/04/21 | ホームページに「鳥取蔵元だより」を追加しました。 2010/04/21 ホームページに蔵元ページの最新の新着情報を集めた「鳥取蔵元だより」を追加しました。 各蔵元ページの新着情報を読み込み最新順に表示されます。また、新着情報に合わせて左の鳥取県蔵元一覧も新着情報の日付が新しい蔵ほど上に表示されます。 |
| 2010/04/08 | ホームページに「蔵元リレー日記」を追加しました。 2010/04/08 ホームページの新しいコンテンツとしまして、鳥取県内の蔵元が日記をリレーでつないでいく「蔵元リレー日記」を追加しました。 |
| 2010/03/25 | 鳥取県新酒鑑評会が開催されました 2010/03/25 鳥取県新酒鑑評会が3月25日開催されました。 11蔵元から45点の出品があり、優秀賞3点は次の通りです。 鳥取県知事賞(第1位) 【日置桜】 ㈲山根酒造場(青谷町) 杜氏:松崎 英吉 地方独立行政法人 鳥取県産業技術センター 理事長賞(第2位) 【鷹勇】 大谷酒造㈱(琴浦町) 杜氏:曽田 宏 鳥取県酒造組合 会長賞(第3位) 【トップ水雷】 ㈱稲田本店 杜氏:信木 真一 |
| 2010/01/25 | ホームページをリニューアルしました 2010/01/25 これから鳥取県のお酒の楽しい話題、イベント情報などをお知らせいたします。 |
鳥取蔵元だより
| 2010/04/22 | 2010/04/22 |
蔵元リレー日記
| 2010/09/03 | 若桜弁天大祭 (第10回目 太田酒造場) 2010/09/03 因幡の国、若桜町三倉にある若桜弁財天(江嶋神社)は、古くから「弁天さん」と呼ばれ親しまれています。 弁天さんは人里離れた山奥に祀られています。 参道のそばを流れる清流と苔むした岩場を木々が取り囲み、 凛とした空気が漂っています。 大祭は毎年9月初巳の日に近い第一土曜~日曜、今年は、4日(宵宮)、5日(大祭)に執り行われ、当日は福餅まきや辨天娘菰樽等の特産品が当る福引などのイベントもあります。 「辨天娘(べんてんむすめ)」の名前の由来となる弁天さんのご利益は、 縁結び、海上安全、家内安全、交通安全、商売繁盛等。 普段は静かな山の中も、大祭中は夜通し参拝者で賑わいます。 |
| 2010/08/04 | 日野路最大のお祭り江尾十七夜の紹介(第九回目 大岩酒造本店) 2010/08/04 いよいよ夏本番。各地で様々な夏祭りが開催されていますが、今回の蔵元リレーでは、私どもの地元、鳥取県江府町江尾で開催される「江尾十七夜」についてご紹介させていただきます。 毎年、8月17日には、鳥取県日野路最大のお祭り、伝統と歴史ある「江尾十七夜」が開催されています。 伯耆(ほうき)の国江美城(えびじょう)(当時江尾(えび)地区は江美(えび)とされていました)は、文明16年(1484年)蜂塚安房守(はちづかあわのかみ)の草創と伝えられ二代三河守(みかわのかみ)・三代丹波守(たんばのかみ)・四代右ヱ門尉(うえもんのじょう)と蜂塚(はちづか)氏一門の居城でありました。 初代城主以来代々鉄穴(カンナ)および鉄山(製鉄)と開田稲作りの技法を家伝とし、またこの鉄山・稲作り地帯を守護する強力な武力集団としても特色ある蜂塚一門でありました。 盂蘭盆十七日の夜には城門を開放し、町民や農民たちを自由に城内出入りを許し、無礼講として盆の供養と豊年を祈る踊りと力くらべの角力で一夜を明かすことを常としていたのでございます。 四代城主右ヱ門尉の永禄8年8月6日(1565年)に至り、毛利方三千の大軍を迎え討ち、尼子との信を守って、血戦敢斗の末、蜂塚一門は全員城を枕に討死して果て四代八十余年の家運つたなく江美城は落城の悲運にその幕を閉じたのでございます。 この十七夜の踊りは、落城の後、毛利の支配下となった城下の住民たちが、蜂塚氏在城の頃を慕い悲しみ、また毛利の非情に物云う如く、くる年もくる年も盆の十七日の夜を忘れず、城跡の草むらに集い、念仏の心を抱いて踊り伝えて五百年の歳月が流れております。 この哀しくもゆかしい物語が、今も尚、江尾十七夜、として続いているのでございます。 このこだいぢ踊りは、歴史とともに無形文化財として指定を受け保存会も結成され、保存伝承につとめられている処であります。 当日は、屋台や、各集落の山車、商工会青年部による町内流し太鼓等たくさんのイベントが開催されます。また、夏の空を彩る花火、久連山の火文字など見所も盛りだくさんです。是非一度お出かけください。 その他詳しい行事日程は江府町観光協会(℡0859-75-6007)にお問い合わせください。 有限会社大岩酒造本店 大岩 関連リンク:江尾十七夜情報 |
| 2010/08/04 | 日本酒は飲むと太り易いのか?(第八回 福羅酒造) 2010/08/04 こんにちは。 前回、次はお酒と料理との相性の話を・・・と書きましたが、その前に、 こんな疑問が・・・ 日本酒はその他のアルコール飲料に比べ飲むと太り易いのか? イメージからすると、そんな気もします。日本酒(純米酒)の原材料は 米・米麹。つまり、米からできる酒。何だかカロリーも高そう・・・ 酒類のアルコール分とカロリー (五訂 食品成分表より) 酒類 アルコール分 100mL当たりエネルギー(kcal) ビール 4.6% 40 発泡酒 5.3% 45 清酒 上撰 15.4% 109 純米酒 15.4% 103 吟醸酒 15.7% 104 白ワイン 11.4% 73 赤ワイン 11.6% 73 本格焼酎 25.0% 146 成分分析の数値と、実際に飲む量から考えれば、イメージするほど、 日本酒だけ摂取するカロリーが高くなる=太りやすい、とは言えなさ そうです。 肥満の原因は過食=カロリーの取りすぎと、運動不足といわれており、 アルコール自体に体内蓄積性はないそうです。 しかし、お酒を飲みながら身体に必要以上のカロリーが補給されると、 結果的に、体内に脂肪となって蓄積され肥満の原因になる。 カロリーが問題なので、肥満防止にどの酒類が良いとか悪いとかという ことはないとか。 (新・酒の商品知識((独)酒類総合研究所・編)参照) そもそも、食品のカロリー計算って、よく分からない・・・ 現在では、カロリー計算の定義もいろいろ変わっているようで、 実際の体内での消化性や燃焼形態の影響抜きに考えるのは ちょっとナンセンスのようですね。 (ちょっとどころではないですが) 日本酒は太るから飲まないほうが良いと言う医者がたまにいますが、 市販の薬でも治る風邪くらいなら診てもらっても、それ以上の病気は もっと信頼できる医者を探したほうが良さそうなのは間違いないでしょう。 日本酒を飲むと太る理由を、単に、「糖類が多い」なんて言ってる人は それこそ要注意(笑) 日本酒中に生成されるアミノ酸はもとより、糖類(オリゴ糖なども)の 組成的なことを製造技術の観点から見るとまた面白いかもしれません。 料理との相性についてもより根拠ある話ができるようになるのかな・・・ 閑話休題・・・ やはり、適量飲酒、バランスの良い食事が一番良いという、 ありきたりなことになりますね。 とりとめない内容になってしまいました。 日本酒はその他のアルコール飲料に比べ飲むと太り易いのか? 他の酒類との比較ではそういったことは無いようです。 日本酒中の糖類について、カロリー計算の上でも一口に「糖類」 といっても、吸収されやすい糖類、そうでない糖類など様々。 日本酒中の糖類=ブドウ糖(グルコース)=カロリーも高くなる、 というイメージは、ナンセンスのようです。 しかし、食欲をそそるお酒でついつい食べ過ぎるとなれば話は違う、 となるでしょう。 「飲み過ぎ注意」ではなく、「食べ過ぎ注意」と表示しなければならない ようなお酒を造りたいものです。時代の流れと逆行してるかも・・・(笑) 最後に一言、 「酒は純米、燗ならなお良し」 (福羅酒造有限会社 福羅) |
| 2010/07/15 | 夏の蔵では(第7回目 諏訪泉) 2010/07/15 毎日、じめじめしたお天気と大雨が続いております。 ここ智頭町でも、一昨日から大雨注意報やら警報やらが出るほどの大雨です。 学校は臨時休校になるし、列車(因美線)は運行中止になるし、大変です。 大事にならないとよいのですけど。 さて、もうすぐ梅雨明け、そして暑い夏が来ます。 夏の蔵は、何をしているか?ってよく聞かれます。 実は、諏訪泉では基本的には、何もしません。 冬季、休みなしで酒造りをしていた蔵人、社員は、その分のお休みをいただきます。 また、酒造りに直接かかわらない社員も夏は完全週休二日になります。 でも、大事なことは、ここからです。 人は何もしていませんが、 春に火入れ(低温殺菌)をしてタンクに貯蔵されたお酒は蔵のタンクの中で熟成の時を過ごしています。 タンクでの熟成は、ゆっくり温度が上がって、ゆっくり下がる、良い熟成には欠かせません。 冬は人が頑張り、夏はお酒が頑張って、良い酒になります。 蔵の室温は、お盆の約1週間ほど、日中は30度を越えますが、朝晩は割合涼しく25度くらい。 お酒の温度はそれほど上がらず20度程度でしょうか? お酒造りは、その土地の風土にささえられてます。 (なお、何もしないと言いましたが、次期の造りに備えて、夏場は機械や建物の修繕、補修の仕事はします。) 諏訪酒造 東田 |
| 2010/06/24 | 宴席での飲み物のマナー(第6回目 大岩酒造本店) 2010/06/24 「日本酒で乾杯!」この言葉皆様も1度は聞いたことがあるかも知れません。 今回は宴席での飲み物のマナーについてお話したいと思います。 宴席で出される日本酒には主に燗酒と冷酒があります。お燗をしたお酒は徳利で出され杯で頂きますが、徳利も杯も持ち方が男性、女性で異なります。男性はお酒を注ぐときも受けるときも片手でよいのですが、女性の場合は両手を添えます。また、お酒を注ぐときは右手で徳利を持ち、左手は徳利の下のほうを軽く添えるようにします。 注ぐ相手に対して正面、または左隣の人に注ぐ場合はこの方法でよいのですが、相手が右側の時は、徳利を左手で持ち、右手を添えます。右手で持ってお酌をすると手のひらが上に向く形になり、これを「裏注ぎ」(逆手)といい失礼にあたります。 お酌をする場合、必ずしも目下から目上へ、女性から男性へとお酌をすると決まっているわけではありません。 また、お酌をするタイミングは、相手の杯がほぼ空になったところで勧めててください。お酒には強い人、弱い人がおられますし、まだ、杯にたくさん入っているうちから勧めるのは、無理に飲ませることになるので慎みましょう。 相手が箸を口に運んでいるときや、どなたかと会話をされているときも避けて下さい。お酌を受ける際、持っていたものを一度置いたり、中断しなくてはならないからです。また、置いてある杯に注ぐのも避けて下さい。 お酌を受ける場合基本は右手で杯を持ち、女性なら左手を軽く添えると美しく見えます。注いでいただいたら、いただきます等ひと言添えて飲みますが、このとき飲み干す必要はありません。しかし、そのまま食卓へ置くのはマナー違反です。 これ以上飲めないときにお断りする場合は杯を伏せたり、いやいやと手を振るなどの振る舞いは慎み、軽く杯を手で覆って、お礼を述べた上でお断りすると良いでしょう。 上記は日本酒を頂くうえでのマナーですが、「日本料理の食卓作法」という書籍にいろいろ詳しく書かれています。 書き出しの言葉に「日本酒で乾杯!」と書きましたが、是非、この次の宴席の場での乾杯は「国酒」でもある日本酒で乾杯されてみませんか。 この美しい国、日本に住むものとして、美しい日本の文化を次の世代へと受け継いでいくことも大切なことなのではないでしょうか。 (有限会社大岩酒造本店 大岩) |
| 2010/06/19 | 日本酒って?(第五回目 冨玲(フレー)) 2010/06/19 清酒といえば何から出来ているでしょうか? と聞かれて「・・・?」と答える人が時々います。ビックリですが、これが現実かと、蔵元としてもっと努力せねば! と思います。もちろん、ここにいらしたあなたのお答えは即座に「米」又は「米と米麹(こうじ)」であることを信じています。 さて、実際に酒税法では、米と米麹の他に幾つかのものが原料としての使用を認められています。 「醸造用アルコール」「糖類」「酸味料」など。 清酒、すなわち日本酒といえば、「米の文化の国」である日本の酒ですから米で造ったものが原点のはずですが、第二次大戦の頃の米不足等から、当時の緊急的な措置として、その他の物品の添加が始まりました。戦後もそのまま残り、現在「清酒」として販売されているのは、7~8割以上が「米、米こうじ」以外の原料も使われているものです。 昔ながらの「米と米こうじ」だけを原料としたお酒を、現在では『純米酒』と呼んでいます。 「酒は純米、燗ならなお良し」と唱えられた上原浩先生の膝元である、鳥取県の蔵元の造る清酒の中で、純米酒の比率は全国平均に比べて、高くなっています。そして、これからもますます高くなります。 純米酒はその他の清酒に比べて、蔵元ごとや、造り方による個性がハッキリと出ています。 また、お燗にしても温度によって味が様々に変化します。これらを幅広く楽しんでいただけます。 皆様も、ぜひとも鳥取県の純米酒をご愛飲いただき、応援のほどどうぞよろしくお願いします。 梅津酒造有限会社 梅津 |
| 2010/06/12 | お酒の「甘・辛」 (第四回目 福羅酒造) 2010/06/12 こんにちは。 今回は、お酒の話をするときによく聞く、「お酒の甘・辛」について、少しお話させていただきます。 みなさんの中には造り酒屋の蔵見学に行かれたことのある方もいらっしゃると思います。 蔵見学のときに欠かせないのが、お酒の試飲ですね。 お客様との話の中ででてくる、「この酒、甘口だわ」とか、「この酒は辛口でうまいな」という会話、私も大変興味深く伺わせていただいています。 自信満々に「これは、甘口だな。間違いない」と言われるお客様に、「いいえ、辛口のお酒ですよ」といってびっくりされることはよくあります。(その逆も然り) 「お酒の味はよくわからないわ」と、御自身の舌に自信のないようなお話をされるお客様もいらっしゃいます。 お話を伺うと、味の違いなどしっかり感じられるにも係わらず、味音痴だと思っていらっしゃるお客様、お酒の味はわからないと決めつけてしまっているお客様が結構いらっしゃることに気づきます。 どうも、お酒の「甘口・辛口」表示の解釈・理解にそうなる原因の一つがあるように思えます。 お酒の「甘口・辛口」は、「日本酒度」という単位を指標にしており、ゼロを境にプラスになるほど辛口、マイナスになるほど甘口となり、清酒の比重を表す日本酒独特のものです。 私も酒造りにおける重要な指標として、この「日本酒度」を使用していますが、味の決め手としては、目安程度にしかしていません。 なぜなら、日本酒度はお酒のエキス分やアルコール度数により変化するものだからです。そしてお酒の味は、日本酒度だけでなく、酸度など他の要素も大きく影響しています。 日本酒度がマイナスで、甘口表示のお酒も、イメージではベッタリとした飲み口とか甘~いお酒とかイメージされるかもしれませんが、酸度が高ければ後口がサッパリして軽快な口当たりとなります。 逆に日本酒度がプラスで辛口表示のお酒も、原酒であるとか、エキス分の多目の酒、口の中で味わいがふくらむ酒などであれば、イメージよりも辛いとは感じません。 お酒の甘口・辛口を示す日本酒度は、お酒の重要な指標であることに違いありません。しかし、お酒の味はそれだけでは分かりません。もっと自分の舌、感性を信じ、自由に表現し、楽しんでもいいんじゃないでしょうか。 鳥取県においても各蔵元が個性的なお酒をそれぞれ造っています。 型にはまった言い回しでは表現しきれないものもあるでしょう。ぜひ、皆さんそれぞれの感性で鳥取のお酒を楽しいでいただければと思います。 今回はこのへんで終わりとしたいと思います。 美味しい地酒になくてはならないのが美味しい酒の肴。 次回は料理との相性などのお話ができればと思います。 最後に一言、 「酒は純米 燗ならなお良し」 (福羅酒造有限会社 福羅) |
| 2010/05/27 | 若桜神社大祭(第三回目 太田酒造場) 2010/05/27 5月2~3日と若桜神社の例大祭が行なわれました。今年は2年に1度の御幸行列が有るとあって、町外からも沢山の方にお出でいただき終日にぎわいました。350年の歴史あるお祭は榊、奴之舞、御幟、三体の御神輿のほか、麒麟獅子舞、本面、子ども会の踊りも繰り出す町内総出のイベントです。 祭といえばお酒が付き物ですね。私が子供の頃は、酒に酔った大人同士が喧嘩をしては才領(神輿の取締役)が仲裁に入る光景が度々ありました。今頃は喧嘩などはありませんが、勇壮な榊や御神輿が太鼓の音と共に練り歩くと、担ぎたい衝動に駆られます・・・。 次は2年後の2012年にあります、ぜひ一度ご覧になってください。 |
| 2010/05/11 | 日本酒の起源について(第二回目 稲田本店) 2010/05/11 *日本酒の起源について 日本酒の起源については、様々な説がありす。猿が集めた果物の果汁が、偶然発酵してお酒になったのものを人が発見したのが始まり、という話もありますし(猿酒)、人が口に入れて噛み砕いた後、吐き出したものを発酵させて作ったものが始まりという話もあります(口噛み酒)。 『大隅国風土記』には、「口噛みの作業は巫女に限られる」と記録されており、お酒を作ることを表す「醸す(かもす)」という言葉の語源とも言われています。 稲田本店の酒名でもある「稲田姫」、稲田姫を助けるべくスサノオの命が大蛇を退治するヤマタノオロチ伝説をご存知でしょうか?ヤマタノオロチとは『日本書紀』『古事記』に登場する頭が9つある大蛇(頭が9つ=八つ又、なので「ヤマタ」)で、スサノオノミコトに退治されたとされています。 神話、物語の域を出ないお話ですが、この中に「スサノオノミコトはオロチを酒で酔わせて退治した」、というくだりがあります。 ヤマタノオロチ伝説は、紀元前2世紀頃の話とされていますので、この頃には「酒」というものは存在していたことになります。 ただし現在のような液体とは違い、箸でつまんで食べるといった「食べ物」としての要素が強いものだったようです。 8世紀、奈良時代初期頃には、中国で開発された麹による酒造りの方法を、百済から「須須許里(すすこり)」が持ち帰り、ここから米麹を使った醸造法が普及するようになる、と『古事記』に記されています。 律令制度の確立で「造酒司(さけのつかさ)」という役職が設けられ、朝廷のための酒の醸造技術が整えられたとされています。 このように、遥か古代から人間とお酒の関係は深いものがありました。 そしてこれからも人類にとってかけがえのない存在であり続けるでしょう。 このお話は、また次回リレーが回ってきた時に続きます… 関連リンク:寄稿蔵元:稲田本店 |
| 2010/04/08 | 蔵元リレー日記始まります(第一回目 諏訪泉) 2010/04/08 こんにちは 鳥取県内の蔵元がリレーでつなぐ日記が始まります。 大体隔週でつないでいきたいと思います。 さて、第一回目のテーマは「杉玉」です。 この杉玉、写真にあるように杉の葉を丸く形作ってつるすものですが、造り酒屋のシンボルともいうべき存在です。 知らない町でも、この杉玉があると酒蔵だということがわかります。 一般的には、「すぎだま」ですが、酒屋は「さかばやし」とも呼び、 造り酒屋が新酒が出来た時に、軒先に吊るしたもの、一説には、日本最古の「看板」という説もあります。 また、奈良の三輪明神 大神神社は、酒の神様として、京都の松尾神社とともに良く知られてますが この大神神社では、「しるしの杉玉」を酒造りのお守りに酒蔵に授与することで有名です。 この画像の杉玉は、鳥取県智頭町の諏訪酒造のもの。 諏訪酒造のある智頭町の智頭宿(ちずしゅく)では、杉玉工房という町づくりボランティアさんの工房があり 杉玉を製作・販売してます。 丁寧な仕事が評価され、注文が殺到、一年半待ちの状況だそうです。 この工房のおかげで、智頭宿内の家の軒先にはそこかしこに杉玉が吊るされ、杉玉通りになってます。 智頭宿には杉玉工房のほか、石谷家住宅(国の重要文化財)、諏訪神社、 さらには諏訪酒造もあり散策が楽しめる町になっております。 ぜひ、智頭宿へおいで下さい。 なんだか時間がゆっくりと流れているように感じますよ。 (諏訪酒造株式会社 東田) 関連リンク:諏訪酒造 |
